健康経営推進産業医会について

健康経営推進産業医会について

一般社団法人健康経営推進産業医会は、産業衛生に対して高い意識を持つ若手産業医が中心となって、現代日本における産業医のあるべき姿を検討し、企業に対して産業衛生の重要性を普及していく事で、いま日本社会に求められている健康経営の概念を推進していく事を目的に設立された団体です。
 当団体では産業医以外にも、各科専門医、弁護士や社労士、企業の経営者や人事・総務担当者、医療・ヘルスケア系企業様など、産業衛生に関わるあらゆる有識者が在籍しており、彼らと議論を重ね、発信を行うことで産業衛生の発展普及と健康経営の概念普及に取り組んでおります。

健康経営について

 健康経営の概念は1992年にアメリカの経営学・心理学者であるロバート・H・ローゼンにより提唱されました。健康経営とは、従業員の健康管理や健康増進を会社の経営課題として捉え、それらを実践することにより会社の生産性の向上を目指す経営手法のことです。企業が健康経営を実践することで、自殺や労働災害などの実害やリスクを抑制するのみならず、従業員の積極的な業務姿勢(プレゼンティーイズム)を推進し、結果として会社の生産性や投資家からの評価に繋がる事が、今まで多くの研究で示されています。

日本における産業医の現状

日本人の医師の約1/4にあたる9万人が産業医免許を所有していますが、産業医活動を実際に行っている医師は2~3万人、産業医を専門としている医師はわずか1000~2000人しか存在しません。

しかし、産業医業務は上記のように多岐にわたり、経験の乏しい医師が気軽にアルバイトとして行う事が出来るほど簡単な業務ではありません。さらに、十分な技能のある産業医を雇っていても、企業側が産業衛生活動への理解がないために、その能力を生かすことが出来ていないケースも多いです。

企業が産業医を活かすためには?

昨今の日本社会においては、単に法令を守るため産業医に名義貸しを求めたり、産業医と結託して望まれない従業員の対応を行う等、誤った産業医の活用の仕方をしている企業も少なくありません。また産業医側も産業衛生の体系を十分に理解せず、気軽なアルバイトとして嘱託産業医を引き受けたり、企業に言われるがままに産業医業務をこなしている医師も多く存在します。 

この様な企業側・産業医側の現状を打破すべく、当社団では企業へ正しい産業衛生や健康経営の重要性を伝えると共に、産業医が積極的に産業衛生や健康経営について議論し学ぶことができる環境を用意し、企業への啓発活動と産業医のコミュニティ形成を進めております。

当社団の活動

大きく分けて以下の3つの目的を下に活動を行っております。

1.若手産業医が中心となり、現代における産業医のあるべき姿を議論しています。

産業医勉強会・症例検討会の定期実施

2.産業衛生や健康経営の重要性について、産業医から社会への啓発活動を行なっています。

健康経営推進シンポジウムの開催 (弊社主催・経済産業省後援)

3.健康経営推進シンポジウムの開催(弊社主催・経済産業省後援)

※弊社団における健康経営の取り組みとその効果の例

4.50名未満の中小企業における産業衛生のあり方について、各専門家と共に多角的に検討しています。

小規模事業場産業医活動助成金の活用

小規模事業所向け産業医面談の実施

団体概要

団体名 一般社団法人健康経営推進産業医会
設立日 2018年1月11日
代表産業医  大岡 忠生
副代表産業医 大坂 広之 
副代表産業医 鈴木 健太
会員産業医数 56名
賛同会員数 82名(非産業医含む)
提携企業数 18社
(2019年1月11日現在)

健康経営推進産業医会 定款

当法人は、広く一般市民、企業、法人に対し実益を伴った労働衛生管理、健康保持増進に関する相談、支援、情報提供、及び各専門家との連携促進等を行い、企業における健康経営の推進と労働者の健康保持増進を図り完全失業率の低下と企業の生産性の向上に寄与することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。

⑴ 健康経営の推進及び啓発に関連する事業
⑵ 産業医職務及び産業保健サービスに関連する事業
⑶ 産業医の教育、育成並びに指導に関連する事業
⑷ 企業及び産業医に対する情報提供、ネットワークの形成及び産業医学の調査、研究
⑸ 産業医及び保健師等の派遣、紹介、請負事業
⑹ 労働衛生に関する個人、団体、医療法人等への連携、協力等の助言、指導
⑺ 各種イベント、セミナー、催事等の企画、運営
⑻ インターネット関連事業
⑼ 各種コンサルティング事業
⑽ 出版関連事業
⑾ その他当法人の目的を達成する為に必要な一切の事業